夫妻が2011年2月に大阪に来日すると連絡がありましたので、再会を心待ちにしておりました。滞在先の大阪の高級ホテルを訪ねると、夫妻の部屋は私達庶民には想像もできないような部屋でした。（なんと1泊65万とのことでした。）その当時いた社員を中心に12名をホテルに招待してくれました。フランス料理の夕食、夫妻の部屋での即席カラオケ等大いに盛り上がり、全員の部屋まで用意してくれていました。

ホテルにて

　翌日、夫妻は会社を訪問し、朝礼でメッセージを読んでくれました。そのメッセージは亡くなった社員の黙祷に始まり、日本で学んだこと、思い出だけではなく、彼ら夫妻の人生観まで入ったすばらしいメッセージでした。その中で多数の社員を雇用している社長として、日本で学んだ“社員の結束”、“働く人を大事にする心”、“時間を守る”の3つは今でも実践しているということでした。そして、会社に宝石で飾った「銀の像」をプレゼントしてくれました。（スリランカではダイヤモンド以外の宝石はすべて産出されているそうです。）

本社会議室にて

銀の像

　夫妻が帰国した1ヶ月後、2011年3月11日東日本大震災が起こりましたが、夫妻は連日、会社や自宅に電話をしてくれました。福島の原子力発電所の事故で、大阪が危なくなれば、社員全員でコロンボに避難してきなさいと心から心配してくれました。そしてコロンボの日本大使館に500万円ほどの寄付をしてくれました。これ程までに日本のことを本当に心配してくれました。会社に何かあったら心配してくれる人がスリランカにいるということをこれ程心強く思ったことはありません。その彼等が私もスリランカに招待すると強く要請したので、2011年12月に妻と娘と3人でスリランカを訪問しました。彼の自宅でのパーティは、ホテルの料理人、楽団、踊り子等を用意した盛大なものでした。
　私達のためにマグロ・サーモン等のにぎり寿司まで用意、細やかな気配りをして頂きました。また、Mrs.シルバーが市内観光、ショッピング等色々と気遣いをしてくれ、最後にはコロンボから飛行機で1時間のモルディヴ諸島2泊の旅まで…。

　31年前の夫妻との出会いがこのような形になるとは想像もしていませんでしたが、民族の違いを乗り越えて“人の心”は同じということを実感しました。今後も彼等夫妻との交流は続けていきたいと思います。また、コロンボか大阪の地でいつか再会できる日を楽しみにしております。

今年も「機械要素技術展」に出展いたします。
ホームページに載っていないような締結部品の質問など、お気軽にご相談ください。
皆様のご来場をこころよりお待ちしております。

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弊社のシールシリーズ用のシールドリング（シリコン）は食品衛生試験 及び FDA（アメリカ食品医薬局）の判定試験に合格しています。

　一般の汎用ビスに付加機能を付ける事による製造コストの削減

1.

低価格の金型費で製作することが出来る。

2.

付加機能を付け加えることによって（下記の図面の場合ウチハ、ソトハの代用）組立工数を減らすことが出来て、製造コストを下げる効果がある。

3.

その他、セレーションを入れたりと、いろいろなバリエーションが可能です。